通関で止まった時の対処法|ニコパフ輸入の徹底分析

最終更新日:2026年9月20日 執筆:VapeJP編集部

ニコパフ 通関 止まった 対処法 税関
結論

ニコパフが通関で止まる主な原因は、①数量制限(リキッド120mL/月、吸引回数12,000パフ、カートリッジ60個)の超過、②輸入確認証の未取得、③禁止物質(エトミデート等の指定薬物)の含有、④インボイスの記載不備、⑤税関からの確認連絡への未回答の5つです。数量制限内であれば、税関からの確認連絡に「自己使用目的」と回答するだけで通関できます。数量超過の場合は、厚生労働省の地方厚生局から輸入確認証を取得する必要があります。ただし、エトミデート含有製品の場合は刑事罰の対象となるため、絶対に輸入しないでください。

ニコパフ 通関で止まってしまった——。これは、ニコパフを個人輸入した方から最も多く寄せられる緊急の相談です。当店にも、通関トラブルに関するお問い合わせが日々寄せられています。

本記事では、VapeJP編集部が厚生労働省の公式文書・弁護士事務所の法的解説・税関の摘発事例を徹底分析し、ニコパフが通関で止まった時の対処法を、原因別にわかりやすく解説します。通関で止まらないための事前対策についてもお伝えします。

通関で止まる主な原因5つ

ニコパフが通関で止まる原因は、大きく分けて5つあります。まずは、自分のケースがどれに該当するかを確認しましょう。

原因 具体例 対処の難易度
① 数量制限の超過 リキッド120mL超、12,000パフ超、カートリッジ60個超 中(輸入確認証が必要)
② 輸入確認証の未取得 数量超過分を輸入確認証なしで輸入しようとした 中(申請に2〜3週間)
③ 禁止物質の含有 エトミデート等の指定薬物が含まれている 高(刑事罰の対象)
④ インボイスの記載不備 内容品の記載が実際と異なる、虚偽の記載 低〜中(書類の再提出)
⑤ 税関からの確認連絡への未回答 税関からの問い合わせに応答していない 低(回答すれば解決)

厚生労働省の公式文書によると、ニコチンを含む電子タバコ用のカートリッジおよびリキッドは医薬品に該当し、税関限りの確認で通関が可能な数量は「1か月分(タバコ1,200本分又は吸入回数12,000回分。カートリッジの場合は60個、リキッドの場合は120mL)」とされています(出典:厚生労働省)。

数量制限内の場合の対処法

数量制限内で輸入している場合は、税関から確認の連絡が来ても、適切に回答すれば問題なく通関できます。

税関からの確認連絡への回答方法

税関の運用基準では、数量制限内であれば特別な手続きなくスムーズに通関します。まれに税関から確認の連絡が来ることがありますが、その際は「自己使用目的」と正確に回答すれば問題ありません。

具体的な回答のポイントは以下のとおりです。

  • 「自己使用目的です」と明確に伝える:他人に譲渡・販売する目的ではないことを明確にします。
  • 注文した商品の内容を正確に説明する:商品名、数量、購入金額を正確に伝えます。
  • 注文確認メールやスクリーンショットを用意する:税関から求められた場合に提示できるよう準備しておきます。

税関がリキッドの内容量を確認する理由

税関では、より正確性を求めて、ほとんどの場合でリキッドの内容量を確認されます。吸引回数(パフ数)ではなく、リキッドの内容量が120mL以内に収まっていれば、問題なく輸入することができます。近年のニコパフは吸引回数を多めに表示している製品が多いため、税関はパフ数ではなくリキッド容量を基準に判断しています。

数量制限内の輸入であれば、税関からの連絡に適切に回答するだけで解決できます。ただし、回答が遅れたり、内容が不正確だったりすると、通関手続きが長引く可能性があります。

数量超過の場合の対処法

数量制限を超えて輸入しようとした場合、税関で止められ、以下のいずれかの対応が必要になります。

輸入確認証の取得

1か月分を超える数量を個人輸入する場合は、厚生労働省の地方厚生局(関東信越厚生局または近畿厚生局)から「輸入確認証」を取得し、税関へ提出する必要があります。

ただし、輸入確認証の申請には医師の処方箋または指示書の添付が必要です。全国紙記者の解説によると、「この手続きには医師の関与が求められるケースもあり、国内の禁煙治療で電子タバコが用いられることはほとんどないため、現実的には税関限りの数量でしか輸入できないのが実情です」とされています。

超過分の破棄・返送

輸入確認証を取得できない場合、超過分は破棄または返送されます。この場合、商品の代金は返金されません。

輸入の中止

税関から連絡があった時点で、輸入を中止することも可能です。ただし、すでに発送された商品の送料は返金されません。

※ 数量制限の計算方法

数量制限は「通関日から30日間」で計算されます。たとえば、1回の注文でリキッド60mLを輸入した場合、同じ30日以内にあと60mLまで輸入できます。また、カートリッジとリキッドが混在している場合は、それらを合算した数量で判断されます。

禁止物質が含まれていた場合

ニコパフの中には、麻酔薬成分のエトミデートを含む製品が存在します。これは「ゾンビたばこ」と呼ばれ、2025年5月に指定薬物に指定されました。

エトミデート含有製品のリスク

エトミデートを含む電子タバコ用リキッドは、吸引すると意識障害、呼吸抑制、手足のけいれん、精神錯乱など、重大な健康被害が生じるおそれがあります。過剰に摂取すれば、呼吸が抑制され、命に関わることもあります。

法的な罰則

エトミデートの購入、所持、使用には、3年以下の拘禁刑もしくは300万円以下の罰金、またはその併科という刑事罰が設けられています(出典:薬機法)。

2026年1月には、関西国際空港でタイからエトミデートを含む電子タバコ用カートリッジ約1,000本を密輸したとして、タイ国籍の女が逮捕される事件が発生しています(出典:税関発表)。

※ 絶対に避けるべきケース

出所不明のニコパフや、極端に安価で販売されている製品には、エトミデートが含まれている可能性があります。「ゾンビたばこ」と呼ばれる製品には絶対に手を出さないでください。万が一、通関で止まった製品にエトミデートが含まれていた場合、刑事罰の対象となるため、直ちに税関に相談してください。

通関で止まらないための事前対策

通関トラブルを防ぐには、注文前の確認と適切な書類の準備が重要です。

注文前の確認事項

  • リキッド容量を確認する:商品ページに記載されているリキッド容量を確認し、合計120mL以内に収まるように注文する。
  • 吸引回数を確認する:吸引回数が12,000回を超える製品の場合、リキッド容量が120mL以内であれば問題ないが、念のため確認する。
  • 販売元の信頼性を確認する:正規品を取り扱う信頼できる個人輸入代行サイトを利用する。

書類の準備

  • 注文確認メールを保管する:商品名、数量、購入金額が記載された注文確認メールを保管しておく。
  • 商品ページのスクリーンショットを撮る:リキッド容量や吸引回数が記載された商品ページのスクリーンショットを保存しておく。
  • インボイスの記載内容を確認する:販売元が発行するインボイスの記載内容が正確であることを確認する。

個人輸入のルールを理解する

ニコチン入りニコパフの個人輸入には、リキッド容量120mL/月以内という数量制限があります。輸入した製品を他人に譲渡・販売することは薬機法違反です。詳細はニコパフ個人輸入のルール2026をご確認ください。

よくある質問

  • 税関から連絡が来た場合、どう答えればいいですか?

    数量制限内であれば「自己使用目的です」と明確に回答してください。商品名、数量、購入金額を正確に伝え、注文確認メールを用意しておくとスムーズです。税関ではリキッドの内容量を確認されるため、リキッド容量が120mL以内であることを説明できるようにしておきましょう。

  • 通関で止まった場合、どのくらいの期間で解決しますか?

    数量制限内で、税関からの確認に適切に回答した場合、通常1〜3日程度で通関します。数量超過で輸入確認証を取得する場合は、申請に2〜3週間かかります。輸入確認証の申請には医師の処方箋または指示書の添付が必要で、取得が難しいケースも多いです。

  • 通関で止まった商品は返金されますか?

    商品が破棄または返送された場合、商品代金は返金されません。また、送料も返金されません。通関トラブルを防ぐためにも、注文前にリキッド容量を確認し、数量制限内に収まるようにしてください。

まとめ

ニコパフが通関で止まった時の対処法を整理します。

  • 原因1:数量制限の超過:リキッド120mL/月、吸引回数12,000パフ、カートリッジ60個を超える場合
  • 原因2:輸入確認証の未取得:数量超過分を輸入する場合は厚生労働省の地方厚生局から取得が必要
  • 原因3:禁止物質の含有:エトミデートを含む製品は刑事罰の対象
  • 数量制限内の場合:「自己使用目的」と回答すれば通関可能
  • 数量超過の場合:輸入確認証の取得、超過分の破棄・返送、輸入の中止のいずれかを選択
  • 予防策:リキッド容量を確認、書類を準備、信頼できる販売元を利用

通関で止まった場合、慌てずに税関からの連絡内容を確認し、適切に対処することが重要です。数量制限内であれば、適切な回答で解決できます。日頃から個人輸入のルールを理解し、数量制限を守ることで、通関トラブルの多くを防げます。

VapeJP Shopでは、個人輸入の数量制限を守った正規品を取り揃えています。日本国内倉庫から発送、代金引換対応。

商品一覧を見る
執筆:VapeJP編集部
VapeJP Shopの運営チームが、厚生労働省の公式文書・弁護士事務所の法的解説・税関の摘発事例を徹底分析し、ニコパフの通関トラブルに関する情報をお届けしています。
※本記事の情報は2026年9月時点のものです。法律・規制は変更される場合があります。
免責事項:本記事は情報提供を目的としており、法律上のアドバイスを提供するものではありません。具体的な法的判断については、必ず弁護士等の専門家や税関にご相談ください。また、本記事の内容によって生じたいかなる損害についても、当社は責任を負いかねます。

類似投稿

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です